派遣先の声
※18年度の派遣先の教員アンケートより
◎小学校編
≪成果について≫
◆準備面 |
事前準備がしっかりとしてあって、説明がわかりやすい。そのため、子供たちが楽しく勉強できた、または意欲的に取り組むことができた。(A小・B小・C小) |
◆方法 |
各グループにインストラクターが1人ずつ入りながらワークショップを進めることによって、子供達1人1人の意見を十分に聞いてもらうことができた。(D小) |
小学生にとって90分という時間はとても長く感じてしまいがちだが、最初にバナナなどの食べ物を見せて子供の興味を引き、実際に食べさせることで子供の欲求が満たされたので、子供達が自然に学習に引き込まれていった。(C小) |
90分間通しで行うのではなく、間に5分休憩を挟むことは大変有効的だった。(C小) |
WSの最初にお互いの自己紹介をするアイスブレイキングを取り入れていたことがよかった。(C小) |
写真・具体物の操作・ゲームを行うことで、一人一人が興味を持って取り組んでいた。また、こういった動作が課題を解決する上で、有効であることがわかった(E小) |
◆テーマ・内容 |
テーマをとらえる視点が新鮮だった(いきなりテーマを出すのではなく、別の事柄を提示しながら段々とテーマの核心に近づいていくところ)(E小) |
≪課題について≫
◆準備面 |
事前打ち合わせをもっと前にしたかった。インストラクターと直接連絡をとりたい場合の手段も提示しておくべき(A小・C小) |
◆方法 |
子供にとっては、90分という時間がかなり長いため、途中に休憩が必要だった(B小) |
グループでの話し合いや発表の際に、子供の意見を「そうだね・・」などの相槌で受け止めるだけではなく、WSの本題に似た考えが出るように質問したり、つっこんだりしても良かった。(D小) |
黒板の使い方を工夫すると更にたくさんの意見が出たのではないか。また、子供たちに質問する際に気づいて欲しいことがある場合、ヒントになりそうなことや考える手助けになるようなことが黒板のどこかにあると、子供たちが指導者の意図に気づきやすくなり、活動にのってくる(C小) |
◆テーマ・内容 |
世界の現状について、もっと具体的に様子が分かる物やクイズがあると良かった(B小・D小) |
◎中学・高校編
≪成果について≫
◆方法 |
元気良く、資料や教材をしっかりと用意していた。指示もはっきりと出せていたし、2時間飽きさせないように頑張っていた(F) |
生徒への声がけなど一生懸命伝えようという姿勢に好感を持てた(G・H) |
◆テーマ・内容 |
身近なものをテーマにしたワークショップはわかりやすく、生徒達の反応も通常よりはるかに良かった。また、普段無口な生徒も積極的に発言するなど、この講座が生徒達にとって大きな成果をもたらした。(I) |
◆その他 |
今後もこのような講座を継続して欲しい、または活用させて欲しい(全学校) |
≪課題について≫
◆準備 |
打ち合わせを密に行うことができず、授業内容・時間等が徹底できなかった。内容に受講校側の意見を入れる余地がなかったことが残念。(H) |
◆方法 |
高校生であれば「お菓子」を例に出すよりも、ゲームなどの実際にやってみる活動の方がインパクトもあるし、テーマ理解へつながりやすいのではないかと思った。(F) |
◆テーマ・内容 |
WSの中で一番伝えたいテーマの本題に持っていくために、重要な部分についての説明をじっくりとやる必要がある。(F・G) |